会長挨拶

会長 加藤貴彦ご挨拶

会長写真

我が国では、65歳以上の高齢者人口が25%を超え、超高齢化社会を迎えつつあります。熊本県は全国有数の長寿県ですが、平均寿命と健康寿命のあいだには、男性で約10年、女性で約13年もの差が生じています。健康寿命とは、「健康上の問題で日常生活が制限されることなく生活できる期間」と定義され、熊本では健康維持や医療費抑制をめざした健康寿命を延伸させる取り組みが急務となっています。健康寿命を縮める主な原因は高齢者の心疾患や脳血管疾患ですが、近年、部屋の温度格差がその一因となっていることが明らかになってきています。
一方、東日本大震災のあとでは、省エネルギーやグリーンエネルギーの導入等の省エネ政策が社会から求められています。こうした社会的動向を踏まえ、生活の主体である「住環境の健康と省エネ」をめざし、「くまもと健康・省エネ住宅推進事業」が発足しました。本事業は、行政、住宅建築会社、大学が綿密に連携しながら、熊本県における地域の方々の健康に寄与する省エネルギー性をも兼ね備えた質の高い住宅を供給することで、医療・介護費用の抑制と地域経済の活性化に取り組んでいきたいと考えています。

平成27年1月